クレジットカード現金化につきものなのがその利便性を悪用した詐欺の存在です。
毎回詐欺グループは様々な方法で人を騙し現金を搾取していきます。
まっとうに運営している現金化サービスを行う業者からすればクレジットカード現金化の業界のイメージが悪くなるので大変いい迷惑と言えるでしょう。
さてここ最近目立つようになってきたのが新手のamazonギフト券利用規約詐欺というもの。
手口はとても巧妙で、サービスを受けるにあたって利用規約にとんでもない内容を書いて同意させるというもの。
これだけ聞くと規約を読めば回避できそうですが実際その通りなのですが騙されてしまう人が結構いるのです。
お気づきの方もいるかもしれませんが利用規約を隅から隅まで熟読する方はほとんどいないというところが盲点になります。
何かサービスを受けるでも良いですし身近で言えばスマホのアプリなんかもそうですが、インストールをして利用規約に同意したうえで利用をしますが殆どの人が利用規約を読まずに同意をしています。
実はこれ大変危険なことなのです。
もし利用規約に小さくわかりづらくても「初回無料でアプリは利用できますが3日後から利用料が発生します」と書いてあったら同意しているのであれば了承していることになりますので支払う義務が生じてしまいます。
これと同じ手口を行う詐欺業者がアマゾンギフト買取業者で存在しています。
amazonギフト券買取の利用規約詐欺
では実際に詐欺業者はどのような手口で詐欺を行っているのでしょうか?
はじめてクレジットカード現金化を利用する人が行うことはネットで検索という行為なのですが実は業者が接近してくるというよりかは利用者から詐欺サイトにアクセスして罠にハマっていくのです。
例えば「amazonギフト券 買取」でネット検索すると検索結果が瞬時に出てきます。
それと同時に検索した言葉に関連する広告がスポンサーサイトとして表示されます。
ここに詐欺業者がお金を払って広告を掲載しているのです。
ここでひとつ疑問ですが詐欺業者がそんなところに広告を掲載できるのかと言うこと。
実はお金を払えば誰でも掲載できるのがこの仕組なのです。検索画面で上に表示されると検索サイトに認められている気がして信用できそうと思い込んでしまいますがそうではありません。
この記事を書いているときにも試しに一番上の業者のサイトを見てみましたがありました。
利用規約にチェックをいれたり同意させる事は全く悪いことではありません。
何が問題なのかというと規約内容です。規約内容を見てみると驚愕の内容が…。
- ホームページ上の買取率買取価格は最大値でありお振込金額を保証するものではございません。
- 最大買取率の適応は当社の買取可能なギフト券の一度に8枚以上(8コード)お申込み頂きその中の一番額面の低いもの1枚(1コード)のみの適応です。その他のギフト券は全て15%で買取致します。
要するに、基本的に「買取率は15%でホームページの換金率は最大買取率になりますからもし最大買取率を適用したいならギフト券8枚以上用意してください。
そうしたらその中の一番低い額面を最大買取率で買取しますよ。」というもの…これは確実にトラブルになりますね。
20万円のギフト券1枚買取したら3万円です。
しかもこれに利用者を同意させているところが巧妙でタチが悪いです。
同意している以上契約を取り消す事はどうやら難しそうなので広告表示されているところは利用を避けるほうが得策と言えます。
一件だけではなかった利用規約詐欺業者
調べてみると他も同じグループが運営しているサイトがありましたので「amazonギフト券 買取」で出てくる検索ページの広告には近寄らないほうがいいでしょう。
もちろん普通に営業している業者もいますが本当に迷惑な事とお思いでしょう。
利用規約詐欺の厄介なところは規約を読まない人が多いという事を悪用して、利用者が不利な取引をすることを正当化させるところです。
後から騒いだところで後の祭りで同意しているので契約の解消は難しそうです。
今回調べた買取率15%の利用規約を使っていた業者は「ギフト市場」、「アマチェン」という業者です。
amazonギフト券買取詐欺業者にご注意下さい!!
URL http://giftichiba.net/
事業内容 amazonギフト券買取・販売
所在地 東京都目黒区三田1-10-6
電話番号 03-6206-4352
E-mail info@giftichiba.net
営業時間 年中無休・24時間
古物商許可番号 第304390506737号
URL http://www.amachange.info/
所在地 東京都渋谷区神南1-12-14 渋谷宮田ビル 6F
TEL 03-6635-7715
E-mail support@amachange.info
営業時間 年中無休・24時間
この2サイトは利用規約にしっかりと基本15%の買取率と記載がありましたご注意下さい。
またギフト市場に関しては本物の業者が存在します。
名前が同名なので元々のギフト市場を利用していた人が間違えて利用しないかが懸念されます。